脂漏性皮膚炎 脂漏性湿疹の原因 治療 予防法

脂漏性皮膚炎(脂漏性湿疹)とは

脂漏性皮膚炎(脂漏性湿疹)とは皮脂腺が発達している頭・顔(おでこ・鼻の頭)耳の後ろ・わきの下・胸・背中・陰部に起こりやすい皮膚疾患です。乳幼児期に起こる「乳児脂漏性皮膚炎」と、それ以外の「成人型脂漏性皮膚炎」に大きく分けられ、乳児期は生後半年もすると自然治癒するのに対し、成人型は、慢性化し治りにくいのが特徴です。

脂漏性皮膚炎は脂漏部位の皮膚に炎症がおこる病気です。フケや頭のかゆみ、顔の赤みで皮膚科を受診し「脂漏性皮膚炎」(または脂漏性湿疹)と診断を受ける方も多くいらっしゃいます。病名に馴染みがないだけで、実に多くの方がこの病気に悩まされています。

脂漏性皮膚炎の原因は、「マラセチア」と呼ばれる真菌(カビ)ではないか、という説が最も有力だと言われています。マラセチアは、皮膚、特に、皮脂を分泌する皮脂腺の出口から毛穴にかけて住んでいるカビで、脂漏性皮膚炎の患部を調べると、この真菌を発見することが多々あります。

脂漏性皮膚炎(脂漏性湿疹)の原因とは

脂漏性皮膚炎の原因は、遺伝によるもの、過労・ストレスによるもの、睡眠不足によるもの、脂肪分・刺激物などの摂り過ぎ、真菌の増加、皮脂過多によるものなどが考えられていますが、最近では、先にも書いたように、皮脂過多に加えて、マラセチアと言う真菌が大繁殖して引き起こされるという説が有力です。脂漏性皮膚炎は、に乳児性の場合はほとんどが月齢と共に改善され自然治癒する事から、あまり心配はいりませんが、成人性の場合は、根気よく治療していくことが大切で、人によって治療法や改善法は違ってきますので、皮膚科などの専門医の指示に従った薬の服用や、生活改善が必要です。

脂漏性皮膚炎の原因についてとまとめると、「マラセチア」と呼ばれる真菌(カビ)・油っぽい食物の過剰摂取・香辛料の過剰摂取・ビタミンB群の不足・精神的、肉体的ストレス・ホルモンバランスの崩れ・体質・シャンプーのしすぎ・紫外線等です。脂漏性皮膚炎(脂漏性湿疹)の治療と予防法

脂漏性皮膚炎(脂漏性湿疹)の治療と予防法

脂漏性皮膚炎の治療には、第一に外用抗真菌薬を使うのが有効とされています。フケが多い場合には、尿素ローションを併用すると効果的です。全身療法として抗ヒスタミン剤の内服や、ビタミンB2(フラビタン)ビタミンB6(ピロミ ジン)の内服で予防的効果を促します。それと同時に体質改善を進めていく意味で、漢方薬を併用する場合もあります。

脂漏性皮膚炎の治療薬は「ステロイド(副じん皮質ホルモン剤)」と「ニゾラール(抗真菌剤)」の併用が最新の治療法と言われていますが、「ステロイド」は副作用もあるため、使用には細心の注意が必要です。規則正しい生活・食生活の改善、ストレス回避等の自分自身の生活の見直しも重要です。

脂漏性皮膚炎の治療・改善法には、食生活の見直し(油ものや、香辛料の多量摂取を避ける)・脂漏性皮膚炎に有効なビタミンの補給・規則正しい生活、十分な睡眠時間の確保・低刺激性のシャンプーや石鹸を使用し、全身を清潔に保つ(注:過剰な洗浄は避ける事)・直射日光を多量に長時間浴びる事を避ける等の自分自身の毎日の努力が有効です。

脂漏性皮膚炎の予防法ですが、日常生活での注意点として、脂肪分の多い食事に偏らず、野菜や果物を十分に摂取し、バランスのよい食生活をする事が大切です。ストレスや過労を改善し、規則正しい生活、特に十分な睡眠をとることが重要です。毎日の頭皮の洗浄も忘れずに行ってください。